レッド・デッド・リデンプション2⑮
殺人事件の捜査なら私にまかせてちょうだい
なんなら全編通して1番おもしろかったわ
どうもです。BBAこと、まろKです。
レッドデッドリデンプション2、エピローグ。前回ブログタイトルに「最終回」と銘打ちましたが、これがほんとの最終回となります。誰も気にしてないと思うけど。
以下ネタバレあります。ゲームの内容を知りたくない方はご注意ください。
ダッチギャングが散り散りになって数年。
以降、物語はジョンの視点から語られます。
ジョン。ジョン?
ひげボーボーでスポ刈りのカタギスタイル。誰かと思った。でも、うん、いいよその頭。今までのペッタリヘア、正直変だったもんね。
いやしかし。こうして見るとジョンってアーサーによく似てる。まるで兄弟みたい(涙目。
ギャングを去って以来、カタギの仕事を転々としていたジョン一家。とある牧場に拾われて酪農仕事を覚えていくのだけど、まあ、別のゲームかと思うぐらいの平和っぷり。牛の乳絞ったり、柵を立てたり、糞掃除したり、コツコツせっせと働くんですよ。
アビゲイルに街までおつかい頼まれたり、内気なジャックを乗馬に連れ出したりと、事件らしい事件の起こらない、穏やかでささやかな暮らし。
あー。アーサーが最後の瞬間夢見たのは、この暮らしだったのかもしれない。
そう思ったら、ふと泣きそうなりました。なかなかアーサー目線が抜けない。
ちなみにエピローグは2チャプター構成で、わりかし長め。アーサーの時にやり残したサブクエも引き継げます。
いや、引き継げるのおかしくない?
と思ったのだけど、そう、別れ際にジョンはアーサーからバッグを託されていたのでした。アイテム色々入れてたやつ。もちろんそこにはあの日記帳も。つまりジョンはその日記を読んで、アーサーが生前に出会った人や出来事を知っているってわけ。よーできたゲームや。
よーし、俺も真似して日記つけてみるかな。
字も絵もへたくそなのキュートかよ。
ちなみにこれは、アビゲイルがジャックを連れて家出した時の日記。ハートブレイクみたいな絵、キュートかよ。
セイディやチャールズ(ついでにおじさん)とも再会しました。
セイディーーー。会いたかったよーーー。
たくましく生きておられた。酒場で荒くれの手のひらをナイフで刺したりしてた。
その日のトピックスは、もちろんその件。
チャールズも生きてたんだねーーー。さらさらのロン毛おしゃれやんかいさー。
サンドニで賭けファイターやってたのだけど、どうにも浮かない様子だったので牧場に連れ帰ってきました。
で、自宅建てるんですよ。
ツーバイフォーみたいな組み立て式の家を、チャールズと2人でせっせせっせと。
運んで、打って、ひたすら×ボタン。じわじわくる。
やっとこ腰を据えて落ち着いたところで、いよいよアビゲイルにプロポーズ。
てっきりもう夫婦なんだと思ってたけど、どうやら正式には結婚してなかったみたい。
その時用意した指輪がね、アーサーがメアリーから送り返された指輪なんですよ。バッグに入ってたんだね。
いやはや泣けた。なんか知らんが琴線にきた。
アーサーがメアリーと叶えるはずだった幸せを、ジョンとアビゲイルが受け継いだ格好になったわけで。とすれば、ジョンの人生はアーサーのパラレルワールドと言えるのかもしれない。
「いのちは闇の中のまたたく光だ!」ふとナウシカ(漫画版)の言葉を思い出しました。
同時にリンキンパークのOne More Lightも。「Who cares if one more light goes out? In a sky of a million stars, it flickers, flickers(何百万という星のまたたきの、その内ひとつが消えたところで誰が気にする?)」
命はまたたきなんだ。善も悪もおしなべて輝き、消える。その刹那、時に共鳴する。なんだか尊いよなあ。
そんな折、賞金稼ぎを生業にしていたセイディが、マイカの消息を耳にしたと。
もちろん行くでしょ。ジョン、セイディ、チャールズはマイカの潜伏先へと馬を駆る。
最後のドンパチ。これまで妙に平和だったから気抜きまくってて、ちゃんとアイテムとか用意してなかったのよ。いやー、しっかり何回も死にましたわ。実はこれまでデッドアイが使いこなせなくて、ひたすらヘッドショット戦法で乗り切ってきたんですけど、最後の最後でデッドアイ使いまくりました。めちゃ便利やん。今さら。
小悪党程度にしか思ってなかったマイカだけど、最後はなかなかしぶとかった。
セイディを人質に取られて万事休す、という時にデデンと登場するのがダッチ。
おま、その服ーーーー。貴族の南極観測かよー。
そういうとこだよ、ダッチ。見てくれをゴージャスに見せたがる見栄っ張りなとこ。
てか何でここにいるの。まだ2人つるんでたの? 何が何やら掴めぬうちに、ダッチがマイカを撃ってくれた。だからどういうつもりなんだよダッチよう。
どうにも腑に落ちない。
愚直な古参・アーサーをあの時見捨てておいて、今になって手のひら返しとはいかに。それとも別につるんでた訳じゃないのか?
マイカを撃った後、ふたたび何も言わず立ち去ったダッチ。もしやアーサーの敵討ちのつもりだった、のか?うーむ。
ともあれすべてが終わり、アビゲイルとジャックの待つ家へ帰るジョン。からのエンドロール。
エンドロールがこれまた渋かった。
ジョン一家やセイディたちのその後が描かれてましてね。詳しくは語りませんが。いやー泣けたわー。そんでもって、これが前作の物語に繋がっていくわけでしょ?なんちゅーエモさ。
この連作を世に送り出しただけで、もう一生分の仕事したと思うよロックスターゲームズは。というぐらい、最後まで感激しきりの私なのでした。
なお、エンドロール後、また普通にゲームを続ける事ができるようです。そうなのよ、どこかにあるらしいアーサーたちのお墓参りもしたいし、そういやまだ全然行った事ない地域もある。どうやらそっちのマップは前作の舞台だったらしい。オンラインデビューもまだだし、ていうかストーリー2週目もしたい。いつまでも遊べる。コスパ良すぎだわ。
とりあえず今回でレッドデッドリデンプション2 のプレイ日記は最終回ですが、またちょいちょい記事追加するかもしれません。
ネタバレなしのレビュー記事も書くつもりです。
いやはや。めちゃんこ感動した!
素敵なゲーム体験、ありがとうございました‼︎
(おしまい)